添加物や挽肉の中に入っているものが気になるので、手作りでソーセージを作りたい方も多いと思います。
本格的な手作りソーセージと聞くと「難しそう」と思われがちですが、シンプルな材料で、こねて形成・茹でるだけで簡単に作れるんです。
そこで今回は、ソーセージを作る時に必要な腸や代用品はどこで売ってるのか?また、腸の種類や手作りソーセージの作り方のポイントなどについてもお伝えします。
ソーセージの腸や代用品はどこで売ってる?
まず、本格的なソーセージを作るのに欠かせないのが『腸』ですが、近所のスーパーでは見かけないですよね。
取り扱っていそうなお肉屋さんやKALDIなどでも見たことがありません。
間違いなく購入できるのはネット通販。
Amazonもしくは楽天が取扱商品の種類が多く、600円ほどから手に入れることができます。
羊腸
豚腸
もし、店舗で見てから購入したいのであれば、『富澤商店』や『東急ハンズ』で取り扱いがある店舗もありますが、取り扱いのない店舗もありますので、問い合わせてから購入しに行った方がいいでしょう。
富澤商店はお料理に必要なものを豊富に扱っているお店で、なかなか簡単に手に入らない材料や道具を購入することができますよ。
あると便利なソーセージ用絞り袋やウインナー用口金、手作りウインナーの素も販売されているのでまとめて購入するのもおすすめです。
ソーセージの腸の種類
腸を使った手作りソーセージを作る時、なんの腸を使えば良いか迷ってしまいますね。
ソーセージを包む薄い皮は『ケーシング』と呼ばれ、種類は大きくわけて『羊腸・豚腸・牛腸などの天然腸』と『人工ケーシング』の2種類にわけられます。
羊腸・豚腸・牛腸などの天然腸
天然腸を使う場合、どの種類を使うかによってソーセージの名前が変わるので、選ぶ時の参考にしてください。
- 羊腸を使ったソーセージ ⇒ ウインナーソーセージ
- 豚腸を使ったソーセージ ⇒ フランクフルトソーセージ
- 牛腸を使ったソーセージ ⇒ ボロニアソーセージ
現在、日本で扱われている腸の98%は羊腸で、ほとんどが輸入品です。
天然腸で作ると太さに違いが出やすいですが、パリッとした食感で歯触りがいいのが特徴です。
マイナーですがヤギの腸も使われます。
「ソーセージの腸ってなぜ透明で薄いの?」と感じるかも知れませんが、汚い粘膜の部分を除去してから洗浄処理されてあるので、安心して使えますよ。
人工ケーシング
人工ケーシングは、天然腸と比べると保管が楽なので、たまにしか使わない人におすすめです。
また、天然腸でしなくてはならない『塩抜き』をせずに、すぐに使えて便利です。
太さも一定に保つことができますが、食感的にはパリッというよりは噛み切りやすいソーセージに仕上がります。
手作りソーセージの作り方
今回はケーシングのお話をしたので、より本格的な皮付きソーセージの作り方をご紹介。
ソーセージを手作りしている人は、挽肉を買ってくるのではなく、塊肉を買ってきてからフードプロセッサーでつぶしてから使っている人が多いですね。
私もやったことがあるのですが、思ったより簡単にできますよ!
手作りソーセージキットがあれば、口金や絞り袋、羊腸までついているので、あとはスパイスとお肉を買って来るだけですぐに作ることができます。
作る時のポイントは、腸詰めする時に腸をやぶらないように、ゆっくりと絞り出すこと。
あとは、ボイルする時には、お湯の温度が高すぎるとソーセージが破裂してしまうことがあるので、70℃くらいのお湯で茹でるようにしましょう。
しょっちゅう作るのであれば、手動の機械ソーセージメーカーがあると便利です。
さいごに
ソーセージの腸や人口ケーシングは、あまり実店舗では売っていませんが、ネット通販で簡単に手に入れることができます。
材料さえあれば思っているより簡単にできるので、長期休み中の思い出作りやクリスマスなどに、家族で手作りソーセージを作ってみるのもよさそうですね。